▶︎ スマート送信のメリットは?
公式アカウントの業界属性により、顧客のアクティブ時間は異なります。例えば、マタニティや育児関連アカウントのアクティブ時間は、週末と終業後の時間帯で、飲食関連アカウントは食事時間帯になります。
そのため、MAACはそれぞれの顧客がLINEを使用するタイミングを分析し、送信時間をなるべく顧客がLINEを使用する正確な時間帯にし、さらに、わかりやすい場所にメッセージを表示することで、閲覧する機会を増やします。スマート送信を使用することで、ブランドのクリック率(CTR)は1.15倍に増えると言われています。
▶︎ スマート送信 VS 通常スケジューリング
スマート送信はコンタクトそれぞれのアクティブ時間により、それぞれに最適なプッシュ時間を計算し、メッセージを送信します。
スマート送信でプッシュを送信する場合、コンタクトごとにメッセージが届く時間帯が異なります。例えば同じプッシュ内容でも、太郎さんは午前10:00に届き、花子さんは夜20:00に届きます。これにより、コンタクトがメッセージを見て、インタラクションできるチャンスを増やすことができます。
通常スケジューリングは、プッシュ通知を全てのコンタクト同じ時間に送信します。例えば夜19:00に設定した場合、太郎さんも花子さんも19:00にメッセージが届きます。
💁🏻♀️ できること
- コンタクトごとのアクティブ時間によって、自動的にそれぞれに最適な時間帯にプッシュメッセージを送信することができます。
- コンタクトがプッシュメッセージを見て、インタラクションできるチャンスを増やすことができます。
▶︎ 設定手順
- セグメント配信 を通じてメッセージ内容を編集完了後、右上の「スケジューリング」をクリックし、「スマート送信」を選択してください。
- 「日付」だけ選択すれば設定完了です。システムには計算時間が必要なため、予定日に当日を選択することはできません。必ず、設定日の翌日から後日を選んでください。
スマート送信の設定 - スマート送信の当日、1時間ごとにコンタクトにメッセージを送信します。送信完了後、プッシュステータスは「送信済み」になります。
- 送信完了後、バックエンドのベルアイコンにてお知らせいたします。
🚨 注意:
- 「送信中」ステータスにあるスマート送信は、 中止または削除はできません 。より多くの顧客にメッセージを見てもらうためにも、スマート送信の時間を確認してください。
- 運用中のスマート送信の送信方法を変更したい場合、下書きにしてから再編集してください。
- スマート送信の時間帯範囲は 10:00〜23:00 になります。
▶︎ プッシュアドバイス
- スマート送信は、国民の祝日以外の「特別な休日祭日」では使用できません。現段階では、手動による「祝日」調整または判断はサポートしていません。国民の祝日以外の「特別な休日祭日」で使用したい場合、「週末祝日」情報を使用せず、「平日」情報を使用して計算します。
- スマート送信は時効性があるマーケティングコンテンツには適しません。スマート送信は1日かけて少しずつ送信するため、「限定セール」や「時間限定クーポンコード」などはトラブルが起きる恐れがありますので、このようなキャンペーンでのスマート送信の使用はオススメできません。
- スマート送信はMAACを始めたばかりのお客様には適しません。スマート送信は十分な情報を元に送信時間を判断するため、少なくても30日以上の情報を収集してから使用することをおすすめします。
- スマート送信は使えば使うほど正確性が上がります。今までのLINEアカウントで長期間、同じ時間帯にプッシュメッセージを送信していた場合、その時間帯に影響され、最初に収集した情報にバイアスがかかる可能性があります。スマート送信で異なる時間帯にメッセージを送信するのであれば、新しい送信時間を制御変数としてユーザーのアクティブ時間帯の確認及び修正を行います。
- 同じ日にスマート送信を使い、2つ以上のブロードキャストの送信を予定し、かつ異なるセグメントに同じコンタクトがいる場合、同じ時間(スマート送信が計算したプッシュ時間)に複数のプッシュを受け取ることになります。
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