MAACのコンタクトプロフィールには、「Customer ID」というフィールドがあります。MAACはこのフィールドの値の有無を通じて、友達が特定の身分を持っているかどうかを判断します。これにより、リッチメニューや自動応答の内容を出し分けることができます。ブランドが運営している公式アカウントがすでにEコマース会員データベースと連携している場合や、MAAC Open APIと独自の会員データベースを運用している場合、友だち連携後、すぐに連携会員となり、よりカスタマイズされた公式アカウント体験を友だちに提供することが可能となります。
連携会員と未連携会員はどのように区別しますか?
会員リストページのCustomer ID欄に値がある場合、下記画像の左のように、MAACはそのユーザーを「連携会員」と判断します。Customer ID欄が空白の場合、下記画像の右のように、MAACはそのユーザーを「未連携会員」と判断します。
連携/未連携会員の見分け方
どうすればCustomer IDに値を付けることができますか?連携会員とはどんな方ですか?
LINE環境では通常、連携会員は公式サイトの会員になります。連携することにより、公式サイト会員とLINEユーザーが同一人物かどうかを比較することができます。ブランド側は公式サイト会員の消費履歴、閲覧履歴及び会員属性などを利用し、LINEでその会員とのインタラクション、リターゲティング、コンバージョン誘導などを行い、カスタマージャーニー( Customer Journey )をより長く提供し、ブランドへの好感度を向上させることができます。
通常は下記の方法で、Customer IDに値を与え、連携会員を区別します。
- MAACと連携したEコマースプラットフォームを使用している場合:クレッシェンド・ラボとEコマースプラットフォームが共同開発した連携サービスを利用し、LINE内の連携機能を通じて、公式サイト会員の携帯番号を自動的にCustomer ID欄にインポートし、LINE IDと比較することができます。現在、クレッシェンド・ラボと連携機能を使用可能なEコマースプラットフォームは、91 App、Shoplineなどです。詳しくは貴社担当者へご連絡ください。
- MAAC Open APIを使用してインポートする場合:ご自身の会員情報データベース、CRM、CDPシステムがある場合、MAAC Open API機能をオプション購入することをおすすめします。外部データベースにある会員番号または携帯番号をAPIでMAAC Customer ID欄に入れ込み、お客様の情報を照らし合わせることができます。
- 手動で入力する場合:すでにLINE友だち及びサイト会員データベースの身分照合を行ったことがあり、一定数の連携会員リストがある場合、MAAC管理画面の会員管理>会員からデータをインポートすることができます。また、資料に変更がある場合や他のカスタマーサービススタッフを通してLINE友だちを連携させる場合も友だち資料項目Customer IDにKey値(ブランドの会員データ管理の仕組みにより、電話番号、メールアドレス、身分証資料、会員IDなど)を入れ、会員データをMAACに取り込むことができます。
📚 復習:クレッシェンド・ラボには連携可能なECプラットフォームはありますか?
▶︎ 連携機能はどのように応用しますか?
➤ リッチメニュー
連携/未連携により異なる内容を表示することができます。例えば、連携会員のメニューには会員専用の注文履歴確認、ボーナス確認、入荷通知、特別割引、VIP情報などが表示され、公式サイト会員とより深くインタラクションができ、公式サイトの機能性を向上させることができます。
➤ 自動応答
連携/未連携により同じキーワードまたは時間帯でトリガーが発動した場合、連携会員には連携会員専用の挨拶、インタラクション内容が表示され、会員が関連情報、VIP特別割引を確認することもできます。
(例)「最新キャンペーン」というキーワードをトリガーにした自動応答セットを設定できます:
- 未連携会員:トリガーを「未連携会員メッセージ」として、限定キャンペーンメッセージを送る
- 連携会員:トリガーを「連携会員メッセージ」として、VIP専用キャンペーンページを見せる
会員の状態別で対応を変える方法
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